その斎藤が主演する連続ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ/木曜午後10時〜)初回が4月9日に15分拡大で放送され、視聴率は10.3%(関東地区)でイマイチの数字だった。
斎藤が連ドラで主役を務めるのは、これが初めてではない。過去、深夜ドラマ「クロヒョウ 龍が如く新章」(TBS/10年10月期)、「クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編」(TBS/12年4月期)を始め、「最上の命医」(テレビ東京/11年1月期)で主演。大ブレイク後の昨年11〜12月には、NHK総合の「土ドラ」枠「ダークスーツ」で主演したが、テレ東以外の民放プライム帯の連ドラでは初。
話題作として取り上げられるなかで、どれほどの視聴率が獲れるか注目されていたが、厳しいスタートとなった。制作側は「今回は彼を脱がせません」と明言していたが、斎藤自身は要望があれば、脱ぐこともやぶさかではない姿勢を見せている。このまま数字が上向かないようなら、やはり、斎藤の肉体美解禁となるか?
同ドラマの舞台となっているのは大学病院で、斎藤が演じているのは同病院に勤務する熱血外科医・守田春樹役。同病院内では、医師それぞれが悩みを抱えながらも、出世争い、恋愛、不倫、三角関係など、さまざまな欲望が渦巻くなかで生きている。これまで、恋より仕事を優先してきた守田は、仕事に没頭するあまり婚期を逃した年上で先輩の外科医・近藤千鶴(石田ゆり子)に心を奪われていくという展開で、医療ドラマと恋愛ドラマが融合した医療ラブストーリー。
脇を固めるのは、相武紗季、平山浩行、三宅弘城、板谷由夏、伊原剛志、生瀬勝久らの豪華キャストだ。
(坂本太郎)