前走の彦星賞は中団で構え、道中はジックリ脚をタメ追走。ポジションを上げていき、前を見ながら4角5番手の絶好の位置から直線勝負。外から豪快に差し切り快勝しました。
1000万条件は僅か3戦で卒業。馬っぷりも良く、絶好調といえるデキだったとはいえ、鮮やかな内容には好感が持てました。まず非常に人には従順で、レースでは流れに乗れるし、指示通りに動けるところがこの馬の良さでもあります。
無駄な労力を使わず完璧にレースをこなせるということは、持っている力を出し切れるということに繋がってきますからね。潜在能力は高い馬ですよ。それに、ゲートの不安が解消してきたのも大きかったようです。近走、好成績を収められたのは努力の成果でもあります。一気に開花した印象を受けますね。
休み明けになりますが中間は十分に乗られており、最終追い切りでも力強い動きを披露。このひと追いで態勢は整いました。時計、気配ともに合格点を与えられますし、力を出せる仕上がり。
今回のメンバーでは落ち着く流れになりそうですので、先団か中団あたりで競馬ができるこの馬にとっては展開が向きそうなのもいいですね。
ここ2戦はメンバー最速の上がり。中山は勝ち星がありますし、得意の末脚を生かせればいい勝負になりそうです。
馬単 (4)(12) (4)(9) (4)(2)
3連単 (4)(12)→(4)(12)(9)(2)(3)(5)(13)→(4)(12)(9)(2)(3)(5)(13)