この日、番組では国際問題についてトークが進められており、その中で「対立深まる日韓関係」として、韓国への輸出管理体制の見直しについて特集。コメンテーターとして出演している指原莉乃は「曲とかそういうのは日本でも韓国好きな子いっぱいいるし……」と日韓の対立に戸惑っていることを明かしていた。
しかし、これに司会者の東野幸治が「高校生もいま韓国のグループいっぱいいるでしょ?」と、高校生ゲスト枠「ワイドナ現役高校生」として出演している女優の白本彩奈に話を振ると、白本は「女子高生は韓国で生きてると言っても過言じゃないくらい。コスメ、服も全部…」と発言。これに松本人志が「それ過言やろ! 韓国で生きてるって……」とツッコミを入れつつ絶句すると、白本は「そうなんです、韓国染まりしてるので。なくてはならないものですね」と話していた。
しかし、これについてネットからは、「自分が好きなだけで女子高生を十把一絡げにしないで」「徴用工問題の流れでよく『なくてはならないもの』とか言えるな…」「『韓国好きな子は多い』くらいにしておけばいいのに、韓国で生きてるってなにそれ?」という苦言が殺到。白本の『ワイドナショー』出演を知らせるtwitter投稿にも、批判の声が集まっている。一方で、「『韓国で生きてる』は言い過ぎかも知れないけど流行ってるのは事実でしょ」「アイドルもグルメもコスメも全部韓国が好きって女子高生は確かに結構いる」と白本を擁護する声も多くあった。
「現在の韓国ブームは第3次韓流ブームと呼ばれ、アーティストではTWICE、BTS、グルメでは韓国式ホットドッグなどが流行し、韓国の文化を紹介するユーチューバーが女子高生を中心に流行するなどしています。『韓国で生きてる』は、松本の言うように過言と見るネットユーザーも多くいますが、多くの女子高生の間で韓国文化がブームとなっているのは確かなようです」(芸能ライター)
今年4月には、『あさイチ』(NHK総合)が韓国ブームを取り上げ、「このご時勢に韓国特集?」と批判を浴びていた。今回の白本の発言も一論ではあるものの、「嫌韓」が強まっていることもあり、炎上してしまったようだ。