『旅猿』は、プライベートでも仲のよい東野・岡村の2人と、ハンディーカメラを持った2人のディレクターの合計4人で、海外旅行をする番組。台本はなく、テレビ的な演出を求めるディレクターとそれを拒否する東野とのやりとりなど、珍事とハプニングが続出。レギュラー番組は今年6月に終了したが、番組の復活を願うファンからの手紙やメールが日本テレビに殺到し、これまでの珍道中の数々を収録したDVD版『旅猿』は、今年2月の第1弾発売から、半年で販売10万枚を突破した。
「ぶらじる」では、開口一番、東野から「今回、久しぶりに旅猿をやらしていただくことになりまして、場所は、岡村君には悪いんですけど勝手に決めさせていただいて、スイス」と発表された。レギュラー番組にてキャンプを企画したさい“トラブル”のため日帰りになったというが、その「リベンジを込めて」スイスではキャンプをし、場所は、アイガー。ちなみに、アイガーは、登頂が困難な山として“魔の山”と恐れられることもある。しかも、「出発は、明日」。
スイスを選んだ理由を東野は「キャンプなら山へ行きたい」と語ったが、「きれいなお花畑があるというので楽しみ」とも。一方、いきなり行き先を告げられた岡村は、「レギュラーの時にウイスキーを飲み過ぎてしまい日帰りになってしまったキャンプを、もう一度、しっかり、キャンパーとして旅力をつけた状態で成功させたい」と語った。コーヒーメイカーをはじめ、寝袋、懐中電灯など、一式そろえたがまだ使う機会がない機材で、「しっかりとキャンプをしたい」と繰り返した。
また、東野から、今回はスペシャルのため、画家のジミー大西氏(47)が旅に加わることが発表された。ジミー大西氏はすでにスイスへ向かっており、東野らとは現地で合流するという。
スイスでこれだけはしたいことは? の質問には、東野は「テントで一泊と、朝のコーヒー」。また、「美味しいものをいっぱい食べたい」「お花畑も気になる」などの言葉も。岡村からは、「すべての機材を使いたい」「お花畑で3人で踊りたい」「モーニングコーヒー」。今回はお酒の量はセーブしますか? には「お酒はもう飲まないです」とのこと。
はたして、キャンプは成功するのか。スペシャル版『旅猿』の放送を待ちたい。(竹内みちまろ)