昨年12月、グループのファンから暴行を受けていたことを告発していた山口。その後、運営側との大きな溝が次々と明らかになり、告発から3か月経っても未だ問題は解決せず。山口の元には多くのエールが集まっていたが、21日に行われたNGT48チームG千秋楽公演の中で、メンバーで親友の長谷川玲奈・菅原りことともに卒業を発表していた。
そんな山口だが、25日にツイッターを更新し、「卒業発表を終えて今の気持ちを改めて書きました。読んでくださると嬉しいです」とコメントし、文章の書かれた画像を投稿。その中で、「私、山口真帆はNGT48を卒業します」と報告し、「ファンの皆さんに卒業を伝えるのが本当に申し訳なくて、せめて笑顔でお伝えできたらと思っていたのですが、自分の前に発表した(長谷川)れなと(菅原)りこの卒業が悔しくて、涙を堪えるので精一杯でした」と卒業発表時の心境について振り返った。
また、「AKB48が、そしてアイドルが好きでした」としながらも、事件に巻き込まれたことで「アイドルを好きになってしまった自分を恨み、親の反対を押し切ってアイドルになった自分も恨みました。NGT48にならなかったら、こんな思いしなかったのではないかと思いました」としつつ、「でも今はNGT48になって良かったと思っています」と想いをつづった山口。長谷川や菅原、同グループメンバーの村雲颯香への感謝も記しつつ、自分のことを考えてくれるファンのことを毎日考えていたといい、「だから千秋楽は最後の卒業発表まで笑顔でやり切ろうと思ったのですが、次の日ニュースで見た自分の姿は全然うまく笑えてなくて、あのとき皆さんが泣いてた姿がずっと頭に残っています」と吐露した。
今後については「アイドルは辞めてしまうけど」と、アイドル活動は終了するとし、「1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います。後ろ指を指されようが、自分が信じた道に向かって、真っすぐに生きていきたいです」と力強くコメント。最後にはファンへの感謝とともに、「応援してくださいとは言えません。見守っていただけると嬉しいです。皆さんは私の宝物です」とつづっていた。
このツイートに山口のツイッターには、「いままであなたみたいなアイドルに会ったことはありませんでした。これからもずっと待ってます」「山口さんの強さがいろんな人を動かしたんだと思います。幸せな未来を願っています」「今後、『好きなアイドルは?』って聞かれたら『まほほん!』って答え続ける。それくらい好きになったよ」といったエールなどの声が多く集まっている。
ひとり矢面に立って戦い続けた山口。ネットからは山口の行動力を称賛する声も多く上がっている。
記事内の引用について
山口真帆公式ツイッターより https://twitter.com/maho_yamaguchi