好調な興行収入をあげた原動力となったのが木村の奮闘。公開初日舞台あいさつなどのイベントのみならず、積極的にテレビ番組に出演して映画をPRしまくった。
「昨年の主演映画『検察側の罪人』でかなりのヒットを狙っていたが、興収は29・6億円。同作のプロモーションの時点で、以前では考えられなかったような数多くの番宣をこなした。しかし、今回は同作の興収を上回るべく、さらに番宣を強化。その結果、すでに『検察側』を超える興収を記録した」(映画業界関係者)
そんな木村に比べ、プロモーションの稼働が少なかったのがヒロイン役で出演している長澤まさみ。
発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、木村が出演していた番組の収録は昨年末に行われたというが、長澤は11月末から大みそかまで舞台に出演していたことから、スケジュールの都合を理由に収録に参加せず。
しかし実情は、昨年、長澤を担当していた敏腕マネジャーが事務所を退社してしまったため、長澤をコントロールできるスタッフがほとんどいない状態なのだとか。
そのため、積極的に番宣をこなすように長澤に物申すことができなかったのも、稼働が少なかった理由だというのだ。
「今や事務所の稼ぎ頭なので、ヘソを曲げられては困る、というのが事務所の意向かと思われるが、キムタクの頑張りがあったのだから、もう少し稼働すべきだった」(芸能プロ関係者)
ちなみに、ヒットを受け同作の続編製作が浮上しているという。