昨年はマイネルキッツの前に5着と後塵を拝しているが、香港ヴァーズ(3着)からぶっつけ挑戦(4か月半)のハンデを抱えていたにもかかわらず、0秒4差と迫った内容は実力の証しだ。
一方、今年は京都記念(2着)を使ったことで万全といえる態勢が整った。その阪神大賞典は女傑、ブエナビスタと0秒1差の接戦を演じここに大きく望みをつないだ。
また、優勝請負人のウイリアムズ騎手は、06年から昨年まで4年連続ワールド・スーパー・ジョッキーズに参戦。07年は総合優勝を飾ったほど日本の競馬に精通している。余計な心配は取り越し苦労というもの。
人気のフォゲッタブルは体調不良で、阪神大賞典を使えなかった影響が気がかりだ。抑えの評価が無難だろう。
◎(12)ジャガーメイル
○(13)ジャミール
▲(16)マイネルキッツ
△(3)フォゲッタブル(6)トウカイトリック(15)エアシェイディ
東京11R「スイートピーステークス」(オークストライアル、2着まで優先出走権)は関西馬ヤマニンソルファに期待。
勝ち鞍は新馬1勝のみだが前2戦、強敵相手に3着、2着と接戦を演じているように能力は確かだ。
距離適性でも一歩リードしており、チャンスは十分だ。
◎(2)ヤマニンソルファ
○(13)トレノエンジェル
▲(4)トゥニーポート
△(1)ロジフェローズ(11)ニーマルオトメ(14)イイデサンドラ
東京10R「立夏S」は久々に勝利のお膳立てが整った、スピードアタックが狙い目。
状態は言うに及ばず、コース(3勝)、距離(3勝、うち東京2勝)とも実績は文句なし。決して無謀な狙いではない。
◎(2)スピードアタック
○(13)デイトユアドリーム
▲(6)ファイナルスコアー
△(3)スーサンライダー(5)ユノゾフィー(15)フキラウソング
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。