私はカラオケ好きで、周囲が許せばいつまでもマイクを離さないタイプの人間です(笑)。飲み会の後に「朝までカラオケだ!」なんてことになったら、最後にマイクを持っているのはだいたい私です。
スナックにはほぼ間違いなく、キャバクラはコンセプトにもよりますが、多くの店にカラオケ機器が設置されています。
キャバクラだとカラオケチケット(通称「カラチケ」)が3枚から5枚で1000円程度で売られています。スナックはお店によりますが、1曲100円から200円程度が相場でしょうか。最近のカラオケボックスに慣れてしまうと、お世辞にも安いとは言えない金額です。
さて、みなさんはキャバクラでカラオケを活用していますか?
「カラオケなんかで時間を使ったら、女の子と喋る時間が減るだろ!」と思っている人もいるかと思いますし、確かにそれはその通りだと思います。
ですが、「自己アピール」のアイテムとしてのカラオケは、決して悪いものではありません。フリーでついた女の子や、指名嬢が抜けた際のヘルプの女の子から「さっき○○歌ってたよね?」と話題を振られることも少なくないので、むしろ話のタネになることもあります。
私の場合、指名嬢がいて2セット目以降であれば、カラチケを買うことが多いです。さすがに1セット目から歌うことは基本的にありません。
以前は事前の入店時に「カラオケをフリーにしてよ」と言って、カラチケ代を浮かしていました。いつも歌っていると、女の子が他のお客さんから貰った余りのカラチケをくれたりもしました。
時折、女の子からリクエストを受けて歌うこともありましたが、行きつけのスナックで他のお客さんからリクエストされたときは、ちょっと驚きましたね。もちろん歌いましたが(笑)。
カラオケはコミュニケーションツールの一種ですから、キャバクラでも効果的に使えば、楽しい時間が過ごせます。
余ったチケットは持ち帰れば次回に持ち越せることが多いですし、たまにはいかがですか?
執筆者 yanagi
1978年生まれ 作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。メールカウンセリングサイト「ysカウンセリングルーム」、ライタースタジオ「スタジオY」主催。また、木悠利名義でも執筆活動中。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。現在、電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、yanagi名義で「ネオン街三部作」等、キャバクラを舞台にした小説を多数発表している。■ヨミーバhttp://www.yomiba.com/■ブログ「ysカウンセリングルームの小部屋」 http://ameblo.jp/yscounselingroom/■サイト「ysカウンセリングルーム」http://www.yscroom.com/