みのるはシリーズ開幕戦で歳三と対戦。試合前に急襲を受け、そのまま場外戦に持ち込まれてしまう。
勢いは不利かと思われたが、みのるはまったく動じない。戦局がリングに戻ると、歳三に逆落としを決め、裸絞めで一気に決着をつけてみせた。
試合時間は146秒。終わってみれば完勝であった。
歳三は「眼中にない」というみのる。その視界に入っているのは、横浜大会で一騎打ちを行う船木のみだ。
「胸を貸してやる。勝負をつけようぜ。俺とアイツの過去を清算する。俺とアイツの生きてきた道にケリをつける」
みのるの闘志を超えた憎悪は、もはや爆発寸前である。