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芸人の「仮バラシ」、波紋広がる 麒麟・川島、ムーディー勝山の悲哀エピソードが話題

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川島明

 15日、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、Twitterにてある芸人仲間の投稿に反応した。

 川島が反応したのは、かつて「右から来たものを左へ受け流す」のムード歌謡ネタでブレイクした、ピン芸人・ムーディー勝山のツイートだ。

 同日、ムーディーは実家にあったという母のメモ帳を公開。メモには「仮バラシ→スケジュール(仮)押がさらになくなる」と書かれており、ムーディーは「いや、メモらんでいいから。」とツッコミを入れていた。

 仮バラシとは、メイン出演者の補欠要員として事前にスケジュールを押さえられるが、結果としてキャンセルになる(バラされる)ことを指す。今月10日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では、仮バラシの憂き目にあう芸人たちが登場。川島も出演していた。

 以前から、ムーディーのSNSによくコメントを寄せている川島だが、このツイートにも反応。「僕は昨日小学二年生の甥っ子に『なぁ、仮バラしって辛いん?』て聞かれたよ。顔を真っ赤にして首を縦に振るのが精一杯でした」とコメントした。

 川島の悲哀が漂うツイートに、コメント欄には「切ない…」「子供はよくわかってますね」といった声が寄せられた。一方、「川島さんはレギュラーいっぱいあるように見えるんですが」「仮バラシの多さって人気の高さと比例する気がする」といったコメントも見られた。

 仮バラシ芸人というと、予定のキャンセルばかりに遭い、全く仕事がないと思われがちです。しかし、器用さや汎用性の高さを持つ芸人も多いので、業界ではそういった要素が仮バラシ要員のしやすさにつながっているのでは」(芸能ライター)

 番組でも、作家としても活動するインパルスの板倉俊之や品川庄司の品川祐、ひな壇には欠かせないFUJIWARAの藤本敏史といった面々が登場。川島も、「競馬BEAT」(関西テレビ)や「リトルトーキョーライフ」(テレビ東京)など、多数のレギュラー番組を数年に渡り継続。多方面で活躍する芸人が多いのも特徴だ。

 番組では年間70のバラシ数で、仮バラシのランキングでは2位となった川島。反対にそれだけの安心と信頼を得ているのかもしれない。

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