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「誰が相手でも変わらない」対戦相手が敵前逃亡!RIZIN怒りの那須川天心カード決定!

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那須川天心

 「対戦相手が逃亡して変更になるらしい 舐めんなよ」

 21日のことだ。格闘技界の“神童”那須川天心が自身のツイッターを更新。珍しく怒りをあらわにした。6月2日の『RIZIN.16』(神戸ワールド記念ホール)で、天心と対戦予定だったISKA世界フェザー級王者アメッド・フェラージが正当な理由なく試合をキャンセルし、指名防衛戦を拒否したという。王者が敵前逃亡するというアクシデントに、天心は巻き込まれた形となった。24日に行われた公開練習でも「プロ失格」「逃げた」「同じプロの格闘家とは思いたくない」と、フェラージに対する憤りを爆発させている。

 「お前は強いやつとはやらなきゃダメだ」

 これは父であるTEAM TEPPEN・那須川弘幸会長が口癖のように天心に叩き込んできた言葉。天心には敵前逃亡などとうてい考えられないことなのだ。ISKAはフェラージのベルトを剥奪。天心は空位となったタイトルを懸けてアルゼンチンのISKA世界バンタム級王者マーティン・ブランコと対戦することが決まった。

 ISKAヨーロッパ代表のポール・ヘネシー氏は「RIZINと那須川天心にお詫び申し上げます」と謝罪した。

 「ISKAヨーロッパはアメッド・フェラージを推薦し、彼を2019年6月2日に神戸で開催される『RIZIN.16』で那須川天心とISKA世界フェザー級タイトルの指名防衛戦を受けました。ISKAは現在では元チャンピオンのアメッド・フェラージが、正当な理由もなく短い期間でキャンセルし、日本のスーパースターに対する指名防衛戦を拒否したので、フェザー級タイトルを空位にします。現在空位となったISKA世界フェザー級の王座を懸けて那須川天心と戦う新しい対戦相手として、アルゼンチンのISKAバンタム級世界チャンピオン、マーティン・ブランコが選ばれました」と経緯を説明した。

 ブランコは「とても光栄。私はこの機会を最大限に活用し、アルゼンチンにもう一つ世界タイトルを持ち帰るつもりです」とコメントしたという。

 ヘネシー氏は「RIZINというMMAを中心に行われている舞台で、ISKAのキックボクシングのタイトルマッチを行うことの意義に賛同し、ここまで準備を進めてまいりました。対戦相手が代わるという不測の事態に見舞われましたが、ブランコ選手は気持ちの強い真のチャンピオンで、チャンピオンシップにふさわしい戦いを見せてくれると思います。また、わたくしもRIZIN.16で行われる歴史的なキックボクシングの世界線にISKAを代表してこの試合に立ち会う予定です」とコメントした。

 天心と急遽対戦が決まったマーティン・ブランコは、1989年3月10日生まれの31歳。165cm、57.0kg、LA PALESTRA KBOX所属。少年時代はサッカーに夢中だったが、17歳でキックボクシングを始める。20歳からアマチュア大会に出場すると、13年にブラジルのリオデジャネイロで行われたWAKOサウスアメリカ54kg級で南米王者、翌14年には母国のアアルゼンチンで行われたWAKOパンアメリカン54kg級でアメリカ大陸王者に。その後、16年にWKFアマチュア世界大会でK-1 ルールとフリースタイルルールで2つのタイトルを獲得するなど輝かしい実績を残した。

 25歳でプロデビューするとKBOXサウスアメリカ大会での54.5kg級優勝を皮切りに、WAKOアルゼンチン54kg級、WKFアルゼンチン54.5kg級、ISKAアルゼンチンバンタム級でそれぞれ王座に輝き、アルゼンチンと南米大陸を代表するキックボクサーに。そして18年11月に総合格闘技のリングでも戦っているチリ人のマウリシオ・ドノソとISKA世界バンタム級世界王座を戦い、判定勝利で頂点に立った。回転力のあるパンチと前蹴りで相手を懐に入れさせない手数の多さで10戦8勝(3KO)の戦績を残している。大学で電子工学を学び、電気通信会社で働く頭脳派ファイターだ。経験が豊富なようだが、短期間での調整はどんな結果をもたらすのだろうか。

 ブランコは、「天心との試合はお互いに一発を狙いにいく、スリリングな試合になるだろう。すでに天心の分析は終え、彼は丸裸だ。作戦もすでに立てており、私が勝ってベルトをアルゼンチンに持って帰ることになるだろう。もし、天心がそれを邪魔するつもりであれば、しかるべき対応をすることになる。彼はまだまだ子供で世界は広いという事を教えてやる」と天心を子供扱いにして挑発した。

 「誰が相手でも変わらない」

 何かがあった時の天心が恐ろしく強いのは、これまで天心の試合を見た誰もが知っていること。7月には大阪で大一番を控えているだけに、こんなところで止まれない。

取材・文 / どら増田
写真 / 山内猛

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