番組は出演者が酒を飲みながら“赤裸々トーク”するという内容で、桃子氏は女性評論家として参加。プライバシー保護のため仮面を付けて登場した桃子氏は、酔った加藤から「俺を信用させるために仮面を取れ」と言われたことについて、ブログで「出演を承諾しました。それなのに公開いじめに遭うとは、だまし討ちでしかありません」と告白したことから、ネット上で賛否両論渦巻く大炎上となっている。
「桃子氏は大人のおもちゃの評論家ということで、仕事上は仮面を付けて活動していました。番組スタッフもそのことは承知の上で出演オファーしたのですが、酔った加藤から『仮面を取れ』と言われたことや、他の出演者が面前で『クソババァ』と罵倒されたことにも憤慨したようです。自身のブログでは『酔っぱらい相手に何言っても無駄という声もありました。酔っぱらい無罪じゃない、というのはネットテレビ云々関係なく、実生活でも言えることじゃないでしょうか』と激しく怒りをあらわにしています」(芸能記者)
ネット上では「これはセクハラだ!」「他人事に思えなくて、胸が詰まる思いでした」などと、桃子氏に同調する声が上がったが、その一方で「この番組のコンセプトが“酒を飲みながら本音で話す”なのに、何いってんだ」「さすが“狂犬”加藤」「ただの売名行為ですね」など、加藤を擁護する声も広がっている。
また、一般的に地上波の番組よりも“ゆるい”内容のインターネットテレビに対して、地上波と同じような倫理規制を持ち込むことに“テレビがつまらなくなる”ことを危惧する声もある。
「この問題は一般人の桃子氏が、番組コンセプトをよく理解しないまま、安易にオファーを受けてしまったこともすれ違いの原因でしょう。実際、スタッフも“ちょっとばかりやり過ぎた”程度の認識だったでしょうね。しかし、最近では現場の様子などはすぐにSNSで拡散してしまいますから、コンプライアンスを考えると、謝罪せざるを得なかったんだと思います」(同・記者)
今では日本テレビ『スッキリ』のメインキャスターとして、すっかり朝の顔となった加藤。しかし、もともと短気な性格で女性蔑視の傾向から“狂犬”のあだ名を持っていただけに、起こるべくして起こった発言だったのかもしれない。
酔った加藤の発言が悪いのか、安易に番組出演した桃子氏が悪いのか、ネット上では今も論争が続いている。