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ハアさんの厩界舞台裏 アルティマトゥーレの三浦厩務員が重賞Vへ意欲満々

 良血馬アルティマトゥーレを担当する三浦正美厩務員は、競馬に“一家言”を持つベテラン。

 エピソードには事欠かないが、最近はこんなことがあった。歌手の前川清さんが、愛馬コイウタの陣中見舞いに訪れた際、重賞を勝てると予言した。前川清さんは例の人懐っこい笑顔を浮かべ「ホンとですかぁ」と信じられない様子だったという。
 周知の通り、その後、ヴィクトリアマイル(2007年)を優勝、三浦さんの予言は見事的中した。その根拠は「皮膚を触るとビロードのように吸いつく感じだった。この馬も同じ皮膚をしている。ほら、触ってみてよ」。
 言われるままに、アルティマトゥーレのクビに触れて驚いた。本当に吸いつくような手触りを感じ、体中に電流が走った。さらに、「10点満点で10点をやれるくらい、潜在能力の高い馬。走る馬は暴れ方ひとつとっても、俊敏で切れがある」とは、まさに目から鱗だ。
 半弟キャプテントゥーレ(父アグネスタキオン)は昨年の皐月賞を優勝。その下の半弟(父ディープインパクト)が来年、藤沢和厩舎からデビューする。こちらは1億500万円の高馬だ。
 股関節不安に見舞われ、弟に先を越されたが、重賞勝ちは約束されたも同然。三浦さんは「前走は休み明けでまだ六、七分のデキだったから、勝ってビックリ」、愛馬の底力に頭が下がる思いだったという。
 「状態は前走とは雲泥の差。自信があるよ。センスのいい馬だから、初めての直千競馬も克服できると信じている」

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