11月24日、日本テレビ系で生放送された音楽特番「ベストアーティスト2015」で、突如、ジャニーズのアイドルグループ・KAT-TUNの田口淳之介が来春にグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退社することを発表した。
もともと6人だった同グループだが、これまで“問題児”だった赤西仁と田中聖が脱退。田口の脱退でついに3人となってしまっただけに、田口の横で亀梨和也は「グループとして何度もこのような形になり、申し訳ない」と言葉を詰まらせた。
「事務所とは話し合いを重ねていたようだが、ほかのメンバーが納得いくような説明はなされなかったようだ。そのため、亀梨以外の上田竜也、中丸雄一はそれぞれ書面や自分が出演する番組などで田口に対する不信感をあらわにしていた」(レコード会社関係者)
KAT-TUNは来年3月でデビュー10周年。ジャニーズ事務所は解散を否定したものの、デビュー以来からのファンにとっては考えもしなかったまるで“悪夢”のようなメモリアルイヤーに。そうなったのも、田口がプライベートを優先してジャニーズに“反旗”を翻したからだというのだ。
「相変わらず、ジャニーズ事務所は所属タレントの結婚に厳しいが、俳優の風間俊介のようにグループに入っていなければ比較的緩い。田口は07年から交際中の、女優で現在は実業家がメインの小嶺麗奈からプレッシャーをかけられ、ジャニー喜多川社長に結婚を直談判。ソロでは俳優として活動しているだけに、風間のように俳優転身への希望を告げたが、喜多川社長は決してクビをたてに振らず、半ばキレた田口が『じゃあ、辞めます!』と申し出たようだ」(週刊誌記者)
ジャニーズを辞めた赤西と田中の苦戦ぶりを田口は十分知っているはずだが、後には引けなかったようだ。