26日水曜日にこの名誉を与えられた現在75歳のドナルド、ジョークを添えてその喜びを語った。
「このプレートには自分で実際に来られるからいいよ。椅子を持ってきて座ったり、バケツとモップを持ってきて掃除したり、人々が踏まないように自分で監視できるだろ」
ドナルドのプレートは、ルーズベルト・ホテルの外側に位置し、息子キーファー・サザーランドのものと隣りどうしになる。
ニューヨークでの仕事のため式典に参加出来なかったキーファーだが、手紙でお祝いのメッセージを贈り、ドナルドと最新映画『ホリブル・ボシズ』で共演しているコリン・ファレルが代読した。
「勝手ではありますが、ただ僕があなたという父親を持ってどれだけ誇りに思っているか、そしてそれ以上に、あなたの息子であることをどれだけ誇りに感じているかとだけでも伝えるためにも、是非その場に立ち会いたかったです」
50年以上にも及ぶそのキャリアで、130作品以上を作ったドナルドだが、2008年にキーファーが殿堂入りの時にからかわれたエピソードを語った。
「式典の最中にキーファーが『親父のはどこにあるの』って聞くから、『ウルセー!』って言ってやったよ」
遅ればせながらこの栄誉を受けたことに対して、ドナルドは誇りに感じている。
「素晴らしいよ。75歳で受け取るっていうのは、未来が輝かしい絶頂期の若者がもらうっていうのとわけが違うからね。そんな未来はすでに通り越していてから、この歳でドライブに出掛けると、途中で墓地を通りかかると戻って見入っちゃうんだよ。まさしくウィンドウショッピングさ!」