北岡はゴングと同時にダッシュし、左ミドルを打ち込もうとしたが、カウンターの右フックを被弾。そのまま倒れこんだ。しかし、タックルから得意のフロントチョークに持ち込むなど、グラウンドで優位に試合を運び、判定2-1で勝利した。
左目付近をピンポン玉のように腫らしながら北岡は「次は英語の勉強とヒジ打ちを練習しようかと思ってます」とUFC出撃を匂わせ「具体的な話ははないですよ。でも、ジョークじゃないところに出たい」と語った。
また、北岡はパンクラス内の同級王座より海外進出を最優先項目に考えているようで「石毛(大蔵)選手と井上(克也)選手がいて、その次を待たなきゃいけない。その間に世界に出て活躍して、いろんな経験をしたい。その後ベルトを獲った方とやろうかな」と明かした。
一方で、北岡の表明を聞いた尾崎社長は「選手の願いを叶えるのがパンクラスという団体」「北岡の願いを叶えたい」などと海外挑戦にGOサインを出した。
パンクラスの未来を担うエースが世界に向けて羽ばたく日も近そうだ。