テレグラフ紙とのインタビューでアンジェリーナは、過去にエリザベス・テイラーが描いた「絶世の美女」とは異なるものになるだろうと語った。
「クレオパトラって、今まで勘違いされてきたと思うの。私はその美しさが全てのように思っていたけど、彼女についてよく読んでみたらとても強い母親で、5カ国語を操り、一人前のリーダーだったのよ」「私の演技はエリザベスが演じたほど可愛らしいものにはならないでしょうね。私達は今回クレオパトラを歴史上のファラオという、また異なる面について描こうとしているの。性の象徴としてじゃなくてね。だって彼女はそのような人間ではなかったから。多くの愛人がいたと言われる点でさえ、実は2人だけという可能性が強いわ。彼女はとても興味深い人間だけど、絶世の美女ではなかったわよ」
この映画の監督にはアンジェリーナ本人がデヴィッド・フィンチャーを第一候補として考えているが、「ボーン」シリーズのポール・グリーングラスに決定する可能性が強いと見られており、またジェームズ・キャメロンとのウワサもある。