目にまばゆいばかりのグリーン。5月はなんともうれしくなる季節です。
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
今週から東京競馬場を舞台に、5週連続でGIが行われます。競馬ファンは胸が最高潮に高鳴るシーズンです。ところで、私は今週の土曜日から3週にわたって越後路、新潟に出張です。BSNテレビの競馬中継「ワンダフル競馬」で解説。10日は新潟大賞典。昼休みにはイベント出演もあって、新潟放送の近藤アナと一緒に盛り上げてきます。
ちなみに、新潟大賞典はワンダースティーヴの逃げ切りを狙っています。
日曜日は東京競馬場でNHKマイルC。少しあわただしいのですが、春競馬を満喫しております。
さて、今週は日本ダービー最終便。東京ではTR「プリンシパルS」です。あまりダービーには直結しませんが、混戦の今年は目を離せません。
で、最大のポイントと見たのが展開です。飛び抜けた馬が見当たらず、加えて先行有利の馬場を考えて、各陣営とも早めの仕掛けに出てくる公算が大。メイショウテッペイにアグネススターチ。ヒシクローザー等が積極的な作戦。そこで注目はマイネルスターリー。
追い込み一手で、どうしても流れに左右されがちですが、強烈な破壊力は間違いなく重賞級。昨秋の萩S。フローテーション、ダンツキッスイに、クビ+半馬身差で続く3着。サブジェクトに先着。そして、初めての東京コースだった共同通信杯で3着。左回りも問題ないことを実証しています。
このときの優勝馬はショウナンアルバで、2着が皐月賞2着のタケミカヅチ。勝ち馬と0秒2差で渡り合った実績は大いに評価できるものです。前走のはなみずき賞は前半5Fが59秒7のスロー。それでいて勝ちタイムは1800m1分46秒5。破格の時計です。そういったハイレベルな争いの中で、ラスト3F33秒9の飛び抜けた末脚で猛追したマイネルスターリー。東京コースにかわり、一段と磨きをかけた豪脚がフル回転しそうです。
強敵は弥生賞5着のテラノファントムと上昇急のオースミスパーク。