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『R-1』優勝の霜降り粗品 “第二の千原ジュニア”と言われるワケ

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霜降り明星・粗品

 ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)で、霜降り明星の粗品が優勝を果たした。霜降り明星は『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝を果たしており、粗品は史上初の『M-1』『R-1』連覇を成し遂げた。さらに、両大会とも史上最年少の優勝となる。粗品は1993年生まれの26歳。『R-1』で披露した2本のネタは19歳で完成していたという天才肌の人物である。この経歴に粗品をある天才芸人になぞらえる声がある。それが千原ジュニアである。ネット上では「粗品とジュニアって顔つきも似てないか?」「作家的センスが抜群なところとかジュニアに似てるわ」といった声が聞かれる。

 「千原ジュニアは千原兄弟の弟として知られます。兄に誘われる形で15歳でお笑いを始め、ネタ作りのセンスには定評があります。さらに、若手時代は『ジャックナイフ』キャラであり、かなりトガッていたようですね。早くからデビューしているため、ナインティナインの岡村隆史やケンドーコバヤシなど『年上の後輩』が多いのも特徴です。粗品も10代のうちからお笑い芸人を志し、『ハイスクールマンザイ』で頭角を現しました。痩せぎすのイケメンキャラは、ジュニアに共通するものがあるといえるでしょう」(芸能関係者)

 さらに、粗品とジュニアの共通点は相方にもある。

 「千原ジュニアの兄は千原せいじですが、世間的な評価は不細工で“残念な兄”ですね。粗品の相方のせいやも『電車の切符を買って自動改札に行くまでに無くす』といったエピソードがあるほどの天然ボケ、ポンコツキャラです。こちらも千原せいじと似た部分があるといえるでしょう。もともと、ジュニアは芸に定評があってもトガリすぎてなかなか売れなかった人物です。粗品も春からの本格的な東京進出において、そうした負のパターンにハマらないと良いのですが……」(前出・同)

 それでも、若き天才芸人のさらなる活躍に期待したいところだ。

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