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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/29) 高松宮記念

中京11R 高松宮記念

◎ストレイトガール

 昨年の高松宮記念は、1番人気で臨みながらも極悪馬場に泣かされて3着だったストレイトガールの雪辱に期待する。昨春のここでG1初挑戦ながら、その後もヴィクトリアマイル3着、スプリンターズS2着、香港スプリント3着と差のない競馬を続けた。戴冠こそ逃したが、一線級の能力は示してきた。

 暮れからの休養で香港遠征の疲れもすっかり取れ今週の追い切りは坂路で絶好の動き。徐々にピッチを上げ、鞍上が追い出すとアッという間に僚馬を捕らえて一気に5馬身ほど突き放した。推進力が抜群で後駆の蹴っぱりも力強く、高く舞い上がるチップが印象的だった。休み明けでも仕上げは万全だ。

 相手本線には、ストレイト同様、絶好の動きを見せた実力馬ダイワマッジョーレを。一昨年秋のスワンSとマイルCSで連続2着。G1タイトルにあと一歩のところまで近づきながら、その後はよもやの大スランプ。5戦続けて掲示板すら外した。ようやく3走前に復調気配を見せ、前走・阪急杯で1年10カ月ぶりの勝利を挙げた。その後もすこぶる順調に調整されており、完全復活の印象だ。

 以下、差す競馬に取り組んでいるミッキーアイル、海外遠征は初めてになるが、短距離王国、香港のスプリント王者エアロヴェロシティ、ひと叩きして調子を上げてきたコパノリチャードも大きな差はない。

馬連 流し
(16)-(4)(13)(15)(16)(17)

3連複 軸2頭流し
(13)(16)-(3)(4)(6)(15)(16)(17)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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