「仮面貴族FIESTA」が29日、東京・新木場1stリングで行われ、ミル・マスカラスが健在ぶりをアピール。藤波辰爾との一騎討ちも熱望した。
入場テーマ「スカイハイ」とともに大歓声で迎えられたマスカラスは、初代タイガーマスクと組み藤波&グラン浜田と対戦。アームホイップやヘッドシザースなどで初対決の藤波を翻弄し、66歳とは思えない軽快なムーブでファンを魅了した。
最後は7分18秒、トップロープ最上段から必殺ダイビングボディーアタックを浜田に見舞って勝利。「フジナミさんは強かった。いつでも準備はできてるのでまた試合したい。でも勝つのはワタシです」と、藤波との再会マッチを約束した。
往年の輝きは変わらず、華麗なリングワークで日本のファンを熱狂させたマスカラスに、藤波も「30年前、オールスター戦でタッグを組んだり、昔メキシコで対戦したことはあるけど、日本での対戦は初めて。今度はシングルで闘ってみてたくなりました」と、夢対決の続きを誓い合った。