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全日本プロレス 中嶋勝彦&土方隆司がジュニア・タッグリーグ制覇に向けて、新技を完成させた

 全日本プロレス「2008ジュニア・タッグリーグ戦」(12日、東京・後楽園ホール大会で開幕)に参戦する土方隆司&中嶋勝彦が6日、都内のジムで公開練習。リーグ戦制覇に向け、合体技「大殺回(だいさっかい)」を完成させた。最短距離でジュニア王座挑戦を目論む2人は一撃必殺の“仕事人”になることを宣言した。
 この日、元キックボクシング3冠王者の内田康弘代表のジムで合同練習を行った土方&勝彦はミット打ちやスパーリングで汗を流した。
 そして、ハイライトは駿河一を実験台にした合体技だ。土方が水面蹴りで両足を刈り、勝彦が後ろ回し蹴りを顔面に叩き込むというもの。回転蹴りの共演ということもあって「大殺回」と命名された。
 盤石の仕上がりを見せた2人だが、全勝優勝しか狙っていない。勝彦は「土方さんとも目標が一致しているんで。ベルトを取り返す手っとり早いチャンスだと思います」。リーグ戦の優勝を手土産にジュニア王座次期挑戦者に名乗りを挙げるプランを描く。それだけに土方も「合体技は種類よりも一撃のインパクト」と仕事人の如く仕留め、勝利をもぎ取るハラだ。
 「結果はリング上で出したいと思います」と気勢を上げた2人。もはや優勝の二文字しか見えていない。

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