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離婚してもどちらも得にならない布川敏和とつちやかおり

 タレントの布川敏和とつちやかおりが22日に離婚し、23日に別々に会見を行うことを所属事務所が報道各社にファクスを送って発表した。

 2人は91年に結婚。3人の子供をもうけ芸能界きってのおしどり夫婦として知られていたが、今年5月1日発売の「週刊新潮」(新潮社)がつちやと飲食店経営者と不倫疑惑を報道。同日、2人は時間差で別の場所で会見したが、つちやが相手の男性について「大切な方」と明言して離婚の決意を表明したのに対し、離婚話が“寝耳に水”だった布川がショックを受けた様子を見せていた。

 各スポーツ紙によると、ファクスでは協議離婚が成立したことを報告しているが、詳細な日時についての記載はなし。会見以降、2人は何度か協議の場を設け、布川は離婚拒否の構えだったが、つちやの意志は固く、21日に話し合った結果、離婚することで合意。

 財産分与などはなく、中学生の次女の親権はつちやが持つという。

 「つちやとしては、会見したことで後戻りができなくなったのだろう。とはいえ、お相手の方は離婚したとはいえ元妻と同居しているそうで、週刊誌や女性誌に対してつちやとは結婚を考えるような関係ではないことを明言しているのでつちやの再婚はなさそう」(ワイドショー関係者)

 離婚問題勃発から約2カ月での離婚となったが、このタイミングでの離婚は2人にとってあまり得にはならなかったようだ。

 「離婚しなければ、離婚するまでの間にバラエティーなどに呼ばれあれこれネタにすることができるが、離婚が成立してしまえば呼ばれるのは離婚が成立してからの短期間。2人ともタレントとしての“武器”がないので、生き残りは厳しい。2人ができることと言ったらそれぞれ暴露本を出すとか、つちやの場合は“離婚ヌード”とか。ただそこまで需要はなさそうだが」(芸能記者)

 離婚成立後の“時間差会見”で2人が何を語るかが注目される。

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