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「瞳に写った駅」を探し待ち伏せ…地下アイドルわいせつ事件、芸能人のSNS投稿に一石を投じる

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画像はイメージです

 アイドル活動をする20代の女性にわいせつな行為をしたとして警視庁が逮捕した男が、被害者の住所を特定するため、会員制交流サイト(SNS)に投稿された女性の顔写真から「瞳に映った景色を手掛かりにした」と供述していることを、各メディアが報じた。

 報道をまとめると、強制わいせつ致傷などの罪で起訴されたのは、さいたま市の無職の26歳の男性。先月1日の夜、東京・江戸川区のマンションで、帰宅した地下アイドルの20代の女性に対し、タオルで口をふさいで、体を触るわいせつな行為をしてけがをさせた疑い。

 その容疑者は、SNSにアップされた女性の顔写真の瞳に映った駅の景色を確認し、検索大手グーグルのサービス「ストリートビュー」で特徴が似た駅を発見して待ち伏せ、女性の後をつけて自宅マンションを割り出したことを供述したという。

 また、女性が投稿した動画を見て、室内の様子などから部屋の位置まで突き止めたというのだ。

 「すでに、ネット上では特定されているが、被害にあったのは今年4月にデビューしたばかりの地下アイドルグループ・天使突抜ニ読ミのメンバーである松岡笑南。容疑者は松岡の熱狂的なファンで、イベントやコンサートには一番乗りで足を運んでいたようだが、思いを抑え切れなかったようだ」(全国紙社会部記者)

 警視庁は9月17日、強制わいせつ致傷などの疑いで容疑者を逮捕し、東京地検が今月8日に起訴。公判での供述が注目されるが、この事件は今後の芸能人たちのSNS運用に一石を投じることになりそうだというのだ。

 「気軽に投稿した写真から、今回のような事件に発展することが大々的に知れ渡ってしまった。もともと、ジャニーズ事務所のタレントの熱狂的なファンは、今回の事件で逮捕された容疑者と同じようなことをやっていたという。そのため、ジャニーズはタレントのSNS運用を原則的に禁止にしている」(芸能プロ関係者)

 これまで以上に、投稿する写真の厳しいチェックが必要なようだ。

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