さて、今週は「第40回京浜盃(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。過去にはロジータ、シーチャリオットやクラーベセクレタ、ハッピースプリントなど、南関東を代表する名馬たちの名前がズラリ。上位3頭には羽田盃への優先出走権が付与されます。
今年は南関東生え抜き、昨年のNARグランプリ2歳最優秀牝馬、NARグランプリ2歳最優秀牡馬と近年稀に見る好メンバーが揃いました。中でも南関東生え抜きのミサイルマンと昨年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬ローズジュレップの力が抜けていると見ます。大河ドラマ「真田丸」で豊臣秀頼役を演じ、演技力がグイグイ伸びている中川大志のように伸び盛りのミサイルマンは、これまで3戦3勝と負けがなく、それも2戦目は蹄に病を発症し、半年ぶりの実戦となりましたがものともせず2着馬に0秒6差を付ける圧勝。3戦目のハイセイコー記念では、残り600mのラップが13.2-13.2-12.5とゴールに向かって加速する抜群の末脚。それもゴール手前で流しているから恐れ入る。
岡田准一のように黒い瞳が印象的なローズジュレップは、交流重賞の兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)で2番手からメンバー中3位の上がりを使い1着。前走はハイレベルな全日本2歳優駿(JpnI)で果敢にハナを切り3着と本馬のレベルの高さを見せつけました。両馬の力は拮抗していると見ますが、最終追いを見る限り、現状の仕上がり具合はローズジュレップの方が上と見て、本命はローズジュレップとします。
▲には全日本2歳優駿で4着と好走し、10戦4勝2着5回と抜群の演技力で安定感のある香川照之のように抜群の安定感を誇るヒガシウィルウィン。
以下、ブラウンレガート、ラッキーモンキーまで。
◎(6)ローズジュレップ
○(9)ミサイルマン
▲(12)ヒガシウィルウィン
△(1)ブラウンレガート
△(5)ラッキーモンキー
買い目
【馬単】2点
(6)⇔(9)
【3連複2頭軸流し】3点
(6)(9)-(1)(5)(12)
【3連単フォーメーション】6点
(6)(9)→(6)(9)→(1)(5)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。