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「台湾の大王」いよいよ本領発揮 王柏融 鮮やかな初アーチ

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 4月17日のオリックスバファローズ戦、この日、来日初ホームランを放った北海道日本ハムファイターズの王柏融。

 「二年連続4割」「三冠王」と、とにかくインパクト絶大な経歴を引っ下げ日本球界に降り立った「台湾の大王」。過去の実績、さらにそのニックネームは日本でもファンの期待を煽り、そして野球人として限りない夢を見させてくれる存在であることは間違いない。

■待望の来日初アーチ

 初の本塁打を含む4安打を放った17日のオリックスとのゲーム。

 第一打席ではランナーを1塁に置き、内角のストレートを引っ張りライト前へ。ランナーは3塁に進み、理想的な形を作った。2打席目は四球、続く5回の3打席目は内側に食い込んだ真っすぐを今度はレフトへとはじき返し、この日のチーム初打点。そして7回、3球目のやや甘く入った145kmのストレートを捕らえ右中間の一番深いところへ目の覚めるような一発を放り込んだ。ミートのタイミングが早くボックスのやや前方で打ち返すも、打球の力強さがはっきりと伝わる完璧な本塁打だった。「本当にうれしい。最高の気分」と喜びを語った。

 そして、最終5打席目は外より高めのボールをレフト前へ。チームは6対4で敗れたものの、王のこの日の4本のヒットはそれぞれ左右に打ち分ける内容となり、母国で安打を量産し続けた王の実力の片鱗を十分に見せつけた格好だ。

■背番号99への期待は膨らむ

 これまで新外国人選手はシーズン序盤、初対戦となる日本の投手への対応に苦しむパターンが多い。特に実績のある打者ほど、警戒される中、厳しい攻めを強いられ、次第に自らのバッティングを見失うケースも数多くあった。

 対して、王はオープン戦から打席を重ね、シーズンに入ってもコンスタントにヒットを打ってきている。

 また、台湾時代の4年間、平均47個という三振の少なさも、ヒットメーカーとしての資質を感じさせる要素であり、変化球への対応、初対戦の投手の球筋など今後のさらなる日本野球への適応という点においても期待を持てるのではないだろうか。

 栗山英樹監督はこの日、王の打順をそれまでの5番から3番へと変えている。王自身、そしてチーム自体も決して好調とは言えなかったものの、指揮官は開幕から今なお王をクリーンアップからは外していない。その期待に大いに応える結果を残した「台湾の大王」。今季の背番号は昨年まで母国で背負っていた数字を二つ並べた「99」。その数字の大きさに匹敵するほどの威力を見せ始めた王柏融の打棒。いよいよ本領発揮が始まった。(佐藤文孝)

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