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林眞須美〜和歌山毒物カレー事件

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提供:週刊実話

 1998年7月25日、和歌山市園部地区で開催された自治会主催の夏祭りで、用意されたカレーライスを食べた参加者たちが激しい吐き気や腹痛に襲われ、67人が病院に搬送。翌日までに自治会長(当時64歳)と副会長(54歳)、小学4年男児(10歳)、高校1年女子(15歳)の4人が死亡。そしてこの健康被害が食中毒などではなく、猛毒のヒ素がカレーに混入されていたことが原因と判明し、無差別殺人事件として全国を震撼させた。事件直後、住民の目撃証言などから、元保険外交員の林眞須美(37歳)が浮上。マスコミの取材で注目を集めるようになる。

 やがて、眞須美が近所トラブルを抱えていたことや、知人男性に保険金をかけてヒ素を混入した飲み物を飲ませようとしていたこと、ほかにも知人等に不自然な保険金をかけ、眞須美が受取人になって多額の保険金を手にしていたことなどが明らかとなった。

 裁判で、眞須美は保険金詐欺については容疑を認めたが、殺人と殺人未遂はすべて否認。だが、2002年12月11日、和歌山地裁で求刑通り死刑判決。09年5月18日に眞須美の死刑が確定した。

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