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ハッシーの地方競馬セレクション(6/18)「第17回京成盃グランドマイラーズ(SIII)」(船橋)

 みなさんの押しメンは何着? 先週川崎競馬場でおこなわれたMKK48総選挙(Minami Kanto Keiba48)こと「第50回関東オークス(JpnII)」。(注・MKK48は実在しません。当コラムで勝手に設定したグループです)当コラムの押しメン・渡辺麻友ことアムールブリエは、まずまずのスタートを切ると、中団外目の位置を取り、道中は実際のAKB48総選挙のように大きく順位に変動なし。向正面中ほどからペースが上がると少し遅れ気味に。それでも直線に入るとじりじりと追い込みますが、本家・まゆゆのように差し切り勝ちとは行かず3着。コーナーリングを見る限り小回りが合わなかったようで、中央に戻ればもっと際どい勝負になるしょう。対抗に推した生駒里奈ことディルガは、向正面からマクッて行き、アッと言わせる見せ場を作ったものの4着。▲に推した山本彩ことクライリングは、5着に敗れはしたものの南関東最先着と、本家・山本彩同様その成長ぶりを見せてくれました。今回は勝ち馬に千切られてしまいましたが、まだまだ3歳の女の子、これからの成長次第で逆転の可能性も十分にあるでしょう。今後もMKK48から目が離せません!

 さて、MKK48の興奮冷めやらぬうちに、今週は「第17回京成盃グランドマイラーズ(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれます。先週、先々週と3歳馬たちの頂上決戦がおこなわれましたが、今週は古馬によるマイル重賞。歴戦の古馬たちによるいぶし銀の闘いに乞うご期待!

 古馬マイル戦を制するのはこの馬! 7歳にしてピークを迎えているトーセンアドミラル。中央時代に3連勝を飾るなど素質の片鱗をみせていたものの、その後は壁にぶち当たり低迷。それでも地方に移籍し、迎えた昨夏からの充実度が凄い。ここ5戦3勝3着1回と結果を残しており、唯一複勝圏を外した日本テレビ盃にしても、交流重賞で地方馬最先着を果たすなどまさに充実期。キャリアを積むにつれて力を付けてきた本馬は、地方競馬界の古田新太のようです。古田新太自身、劇団やラジオで力を付けていき、今ではCM、ドラマに引っ張りだこ。本家・古田新太に負けぬよう、ここでマイル重賞3勝目を挙げ、秋の大一番に向けて好スタートを切ってくれるでしょう。

 対抗は昨年の覇者セイントメモリー。近3走は複勝圏に絡んでいないもののすべて交流重賞でのもので、好メンバーが揃ったこともあり悲観する内容ではありません。前走にしてもテンが早いスプリンターが内枠にいた為、すんなりハナに立つことが出来なかったことや、本質的には1400mは若干短く、ダイナミックなフォームで走る本馬には浦和もベストとは言えない条件と敗因は確か。今回はベストのマイル戦になり、ダイナミックなフォームでもスピードを活かせるスパイラルコーナーを特徴とする船橋競馬場とくれば、巻き返しの可能性は高い。

 ▲は完成の領域に近づいてきたソルテ。昨年大みそかに勝利してから5戦連続連対と、今の充実度を物語っています。マイル戦は9戦4勝2着2回3着1回の複勝圏率77%と好アベレージ。好条件と勢いに乗って、昨年1月のニューイヤーカップ以来の重賞勝利を目指します。

 以下、JRA4勝の実力が戻ってきたケイアイヘルメスまで。

◎(12)トーセンアドミラル
○(2)セイントメモリー
▲(1)ソルテ
△(9)ケイアイヘルメス

買い目
【馬単】5点
(12)⇔(2)(1)
(12)→(9)
【3連単】4点
(12)→(2)(1)→(2)(1)(9)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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