安東は2018年3月末にTBSを退社し、フリーに転身して以降はバラエティをはじめとした番組に多く出演している。しかし、業界内ではいまいちパッとしないという印象を持つ人も多いようだ。
「イケメンアナウンサーなので、画面に映えることは確かなのですが、自身のフェチについてぶっちゃけたかと思えば、次は『暴漢に襲われそうで都会が怖い』などと不思議ちゃん要素を出してみたり、いまいちキャラが定まっていないように思います。東野幸治さんクラスの司会者だと、『男前で爽やかだけど面倒くさい』と上手にいじってくれるのですが、すべてがそういった現場ではなく、立ち位置が定まっていないことも多いです。通常、人気アナウンサーがフリーになった1年目は、どの局も恩を売ろうとまずはオファーを掛けるのですが、安東さんの場合は少し少ない印象です」(芸能関係者)
一方で、“同業者”からの評価は高いようで、安東のいい面を引き出してくれる仲間は多い。
「後輩でもある田中みな実さんは、『安東アナは自意識過剰』と切り捨て笑いを誘い、先輩フリーアナウンサーでもある羽鳥慎一さんは共演するたびにイジっています。安東さんは局アナ時代から真面目で仕事にまっすぐに打ち込んでいたため、多くのアナウンサーから尊敬されているようですね。本来、フリーになったからには、自身が司会を務めるレギュラー番組を持ちたいと思うものですが、今のところ声は掛かっていないようです。ですが、ゲスト出演という形でも、共演者次第では上手なトークやリアクションをするので、使い勝手がいいフリーアナになりそうです」(前出・関係者)
安東にとっては今が正念場となりそうだ。