☆サンテルノ
2019年12月1日(日)阪神第5R芝2000m戦に出走予定のサンテルノ。馬名の由来は「フォンタネリーチェ村からイモラへ続くイタリアの川名。母名より連想」。牡、栗毛、2017年1月22日生。栗東・池添学厩舎。父ハーツクライ、母フォンタネリーチェ、母父Vale of York。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額5000万円。近親には04年阪神JF(GI)を勝ったショウナンパントル(父サンデーサイレンス)や、12年日本ダービーを勝ったディープブリランテ(父ディープインパクト)がいる。本馬はすらっとした脚長で、付くべきところに筋肉が付いたメリハリのある体つき。繋ぎのクッション性は良く芝向きの印象。エンジンのかかりは遅いが、跳びが大きく雄大な走りをしており、切れよりも長く良い脚を使うタイプだろう。ハーツクライ産駒らしく、本格化は古馬になってからだろうが、楽しみな一頭である。なお、鞍上は北村友一騎手。
☆グレアミラージュ
2019年11月30日(土)阪神第6Rダート1800m戦に出走予定のグレアミラージュ。馬名の由来は「眩しい蜃気楼。父名、母名より連想」。牡、鹿毛、2017年5月2日生。栗東・笹田和秀厩舎。父ディープブリランテ、母マジックミラージュ、母父Giant’s Causeway。生産は日高町・下河辺牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1800万円。半兄にはダートで4勝を挙げたオニノシタブル(父ストーミングホーム)がいる。本馬は均整の取れた好馬体をしており、トモの筋肉量は質、良ともになかなかのもの。トモの造りがしっかりとしているため、踏み込みが深く力強さが見て取れる。調教の動きを見るとブレの少ない安定感抜群の走りで、それだけ体幹がしっかりとしているということだろう。距離はマイル以上が合いそう。なお、鞍上は松山弘平騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。