☆ルーツドール
2019年11月16日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のルーツドール。馬名の由来は「黄金の道(仏)」。牝、黒鹿毛、2017年1月26日生。栗東・藤岡健一厩舎。父ジャスタウェイ、母リュヌドール、母父Green Tune。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には18年菊花賞(GI)、19年天皇賞(春)(GI)を勝ったフィエールマン(父ディープインパクト)や、芝2000mで3勝を挙げたルヴォワール(父ハーツクライ)がいる。母の産駒は標準サイズより大きく出る傾向があり、デビューした各馬は480kgを越えている。それでいて造りは父の特徴を出しており、父の良さをしっかりと産駒に伝えている。本馬も例に漏れず、胴伸びが良くジャスタウェイの特徴をしっかりと受け継いでいる。馬体には幅があり、力強さもある。まだ上へ上がるようなフォームで、改善の余地はあるが、その分伸びしろもある。距離は2000m前後が良さそうで、良い脚を長く使うタイプだろう。なお、鞍上はC・ルメール騎手。
☆ゴルトベルク
2019年11月16日(日)東京第5R1600m戦に出走予定のゴルトベルク。馬名の由来は「黄金の山(独)」。牝、黒鹿毛、2017年2月18日生。美浦・手塚貴久厩舎。父キングカメハメハ、母グルヴェイグ、母父ディープインパクト。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額5000万円。母は12年マーメイドS(GIII)の勝ち馬で、祖母は女傑・エアグルーヴ。伯母にはアドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)がおり、伯父にはルーラーシップ(父キングカメハメハ)、近親にはドゥラメンテ(父キングカメハメハ)とGI馬が多数いる一族。本馬は小柄ではあるが、その分軽さがあり瞬発力がある。均整の取れた好馬体をしており、筋肉は上質でゴムまりのような弾力がある。追い切りでは併せた相手を馬なりのままあっという間に突き放すパフォーマンス。キレを武器にマイルから2000mあたりで活躍するだろう。なお、鞍上はO・マーフィー騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。