「北京空港に現れた様子をテレビ朝日のみが報じた。中国のラジオ局の公式サイトや、インターネットで酒井が6日に北京に来るといううわさが流れたために空港にファンが集結。中国の当局が酒井さんに薬物犯罪を防ぐPR活動の参加を前所属事務所のサンミュージックを通じて依頼し、酒井が快諾したようだ」(芸能記者)
酒井は3泊4日の日程で現地で反薬物PRのCM撮影などを行っているが、「宿泊先のホテルにはメディアやファンが集結するフィーバーぶり。90年の台湾進出をきっかけに中華圏での人気は高いが、いまだに人気が衰えてなかった」(同)
さらに、中国のラジオ局は、5月7日に北京で開催される日本発信のファッションショー「TGC GIRLS COLLECTION in Beijing」のプロモーション活動に協力する可能性もある、と報じているだけに、いよいよ芸能活動を再開するようだが、日本の芸能界復帰はなかなか難しいのが現状のようだ。
「昨年12月の事件について酒井が告白した『贖罪』が発売されたが、かなりぬるい内容で思ったほど売れず。プロモーションのためのインタビュー取材もキー局ではTBSぐらいしかやらなかった。かつてはそれなりにネームバリューがあれば執行猶予中だろうがテレビには出れたが、今の基準だと執行猶予中はスポンサーが嫌がるのでテレビには出せない。『贖罪』は酒井の“後見人”とされる建設会社会長の主導で出版。そのため、前所属事務所との関係もあまり良くない。といって、酒井の獲得に手をあげる芸能プロはない」(テレビ関係者)
どうやら、芸能活動をするにしても、執行猶予期間は中華圏での活動が中心となりそうだ。