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映画化もありそうな『ドクターX』

 女優・米倉涼子が主演するテレビ朝日系「ドクターX 外科医・大門未知子」が14日に最終回を迎える。

 同ドラマは初回20・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタート。第2話から第4話までが19%台で、第5話から第8話が20%台、そして、7日放送の第9話は最高視聴率の21・2%を記録した。

 一部スポーツ紙によると、最終回は米倉演じる主人公大門未知子が、余命3か月の後腹膜肉腫を患う設定で描かれるという。

 7日放送の第9話の最後に、未知子が突然倒れる映像や、予告で神原晶(岸部一徳)の「生きて」というセリフが放送されていたが、最終回でどこまで視聴率を伸ばすかが注目される。

「今や、テレ朝の“看板シリーズ”となった同ドラマ。さすがに、未知子が死んでシリーズ終了!という、ファンをがっかりさせるような結果にはならないはず」(テレビ局関係者)

 同ドラマは12年に第1シリーズが放送され、スペシャル版なども挟み、すでに第5シリーズ目。そこで、浮上しているのが映画化だという。

「テレ朝のドラマシリーズものでは、『相棒』の映画版が公開されているが、このところ、公開される度に興行収入が落ちてしまっている。『ドクターX』が映画化されれば、今の勢いなら『相棒』の興行収入を抜くのは確実だと思われる」(映画ライター)

 後は、米倉がクビをタテに振るかどうかだが…。

「以前、テレ朝の主演ドラマ『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』が映画化されたが、その時点で米倉は燃え尽きてしまった。おかげで、新シリーズ『ドクターX』に挑戦することになったが、映画化には慎重になっているはず」(芸能記者)

 いずれにせよ、ドラマ最終回の視聴率が注目される。

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