「“ニャンニャン写真”流出事件ですね。当時アイドルのスキャンダル写真を数多く掲載し話題となっていた『BUBKA』(コアマガジン)2001年7月号に、ラブホテルのような場所で撮られた彼女のものと見られる写真が流出したのです。相手は、押尾学と見られる男性です。断定ではないのは、タイトルが『奥■恵』(おきしかくめぐみ)と『新進俳優OM』と表記されているためです。そこには、色白の小ぶりのおっぱいなどがはっきりと映し出されていました」(アイドルライター)
この報道を受けて、奥菜サイドは何の反応も示しておらず、“ダンマリ”を決め込んだ。だがこれを境に、彼女の芸能人生は変わったといえる。
「なにしろ、それまでの奥菜恵といえば清純派女優の代表格でした。黒髪が似合うはっきりとした顔立ちの正統派の美少女といえます。さらに身長が155センチと低めなこともあって、身長160センチ台のKinKi Kidsと数多くのドラマで共演し、一時は専属女優のようになっていました。その後は2度の離婚を経験したこともあって、幸薄い女性といったイメージがついていきます。本人もそれを逆手に取るように、悪役への挑戦など活動の幅を広げていきました」(前出・同)
バッシングに対する苦しみは、芸能人は少なからず経験するものだろう。彼女の場合、そのレベルがとりわけ大きかったのかもしれない。