『変化せよ』
『腕や足無くなっても、胴体あれば生きられる。生きて帰って来い』
『千早振る 神の教えはとこしえに 正しき心身を護るらむ』
『武力を有するが故、恥辱を受けても笑って動ぜず』
『心正しからざれば、獣心になる』
一見、バラバラのように思えるが、彼は全体の意味をまとめて解釈をする。
『明るく笑って生きる為に、忍者の修行で心身を鍛え、 日常から柔軟かつポジティブに対応できる気持ちでいること』
実にシンプルであり、独特の解釈である。
しかしそれが故に、極めるまでの道は険し。
精神論だけではなく実践を重視しているので、柔軟に対応する『瞬間のヒラメキ』が要求される。
まるで流水のように上から下に流れる…そんな自然な技の流れを忍者は会得し、仮に流れを断ち切られても、瞬間的に新たな流れを生み出す力がある。
それは精神と肉体が良いバランスで融合できているからだ。
強い自信がありながらも、謙虚さを忘れず『忍道』を追求する。
インターネットで世界とやり取りができ、遺伝子操作で作物が生み出せる現代において、『忍道』を追求することは古いと感じますか?
もちろん普段 彼らは一般の人と同じように社会人は仕事をして、学生は学校へ行くのは皆さんと変わらない。
しかし1つだけ違うことがある…。生活のリズムの中に忍道を組み込んでいることだ。
はるか前の歴史より培ってきた忍者の歴史は、世紀を超え、世代を超え、文化を超え、大きく広く世界へ広がっている。
アニメや漫画、映画のイメージで日本人にも誤解されている面があるが、彼らはしっかりと歴史に根付き、戦国時代のごとく厳しい現代において、忍道を継承しているのである。
忍道よ、永遠に…。
日本国産忍者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou