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二宮、千鳥、南原、有田…人気者の番組で改名した若手はこんなに多かった

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野性爆弾・くっきー!

 令和元年は、18年のM−1覇者である霜降り明星を筆頭とした“第七世代”の台頭が著しかった。「キングオブコント2018」優勝トリオのハナコ、四千頭身、宮下草薙、ゆりやんレトリィバァ、EXIT、ミキほか、昭和末期から平成生まれのニューカマーたちがバラエティ番組を席巻した。

 そんな新しい波に乗ろうとばかりに、改名に踏みきった芸人もいた。吉本興業所属で、地元の関西を本拠地にしている「プリマ旦那」。改元された5月1日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催した単独ライブで、「令和喜多みな実」に改めた。対して、東の吉本芸人で新人の「魔人無骨」も同じくこの頃、令和を採り入れた「令和ロマン」に改名している。
 「今年目立ったのは、相方だけが改名するというものです。それも、バラエティ番組の企画を利用したものです。それで上昇気流に乗ったのは、ダイアン。仲がいい千鳥さんの冠番組『いろはに千鳥』(テレビ埼玉ほか)の占い企画で今年4月、ボケの西澤裕介さんが“ユースケ”に変えました。その効果か、テレビ露出はわずかながら増えました」(スポーツ新聞の芸能記者)

 来年大みそかで活動を休止する嵐・二宮和也の初ソロ冠番組『ニノさん』(日本テレビほか)では8月、野性爆弾の「くっきー」が「くっきー!」に改名した。15年に本名の川島邦裕からくっきーに変えて、芸術面の活動が認められただけに、「!」が加わった今後は、さらなる進化が期待される。

 同じジャニーズグループで、NEWSの増田貴久によって新しい芸名を授かったのは、レインボーの「実方孝生」。5月、ウッチャンナンチャン・南原清隆ほか、芸人やタレントが見守る目の前のステージでネタ見せする『ネタパレ』(フジテレビ系)の改名企画で、「ジャンボたかお」に生まれ変わった。相方で、吉本坂46のメンバーに選出されたイケメンの池田直人が、コントの中で体型の大きな相方を「ジャンボ」と呼んでいたことが、由来だ。

 12月には駆け込むように、くりぃむしちゅー・有田哲平が司会の深夜バラエティ『有田ジャネレーション』(TBS系)で、2組のコンビ芸人が名を変えた。「芸人改名サミット」の企画で、中年男性漫才師の「全力じじぃ」が「TOKYO COOL」となった。現在43歳のカンカン、前すすむ。これまでに様々なコンビを組んでは解散してきただけに、ともに芸歴20年近い大ベテラン。全力じじぃとしてはコンビ歴4年だが、芸人人生ラストの改名になる可能性が高い。名付け親は、今年の「キングオブコント」で初ファイナリストとなったトリオ・ネルソンズだ。

 同番組では、音楽系漫才コンビの「やわら」が「パンプキンショートケーキ」に改名した。合議制で決定し、略称は「パンショー」。名づけたのは、レギュラーメンバーのバイきんぐ・小峠英二だ。売れっ子の大先輩が「イメージでパッと決めた」という新芸名で運気が上がるか、行く末が気になる。

 今年の改名芸人の中でも、ダイアンとくっきー!は頭一つ分抜けている。残りの芸人は追走できるか。有名番組とアイドル、売れっ子芸人が“親”となって最高のリスタートを切った面々。令和2年の大ブレイクを狙いたいものだ。
(伊藤由華)

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