風水師のDr.コパ氏(72)がGⅠを初めて勝ったのは、20014年のフェブラリーステークスを制したコパノリッキー。なんと、16頭中の16番人気、しかも2分の1の抽選をクリアして出走したものだった。
競馬ファンはみな驚き、「これって、もしかしたら風水パワーによるもの!?」などと思ったものだ。
コパ氏の当日の衣装は、ネクタイ、シャツ、下着、靴下などを愛馬の枠順と同じオレンジで統一したもの。その上で、当日は青と黄色がラッキーカラー。勝負服は黄色がベースなので、青のアイテムも取り入れておいた。それだけではない。この日は肉がラッキーフードだったそうで、朝にステーキを胃袋に収めてきた。
これらの行いが馬にパワーをもたらせたのか、2番手から直線を力強く抜け出して快勝。さらに翌年も、このレースを1番人気で連覇している。
同じGⅠを最低人気と1番人気で勝利したのは、あとにも先にもこの馬だけだ。
(明日に続く)