☆中山11R「オーシャンS」(芝1200メートル)
◎16レッドスパーダ
○4ハクサンムーン
▲11リアルインパクト
△1スマートオリオン、7アースソニック
1着馬には高松宮記念(3月30日)の優先出走権が与えられる。本番を占う上でも興味深い1戦。狙って面白いのは、レッドスパーダ。前走の東京新聞杯は13着惨敗に終わっているが敗因は歴然。同型馬と競り合う厳しい展開が響いたもの。道悪馬場が響いたことも確か。決して悲観することはない。1度使った効果は大きい。1200メートルも3戦して勝ち星こそないが適性は十分ある。3年前のこのレースで3/4・ハナ差3着の実績がそれを証明している。残りの2戦も、高松宮記念5着、福島民友C4着といずれも上位争いに加わっている。ポテンシャルも高い。真骨頂は昨年の関屋記念。後に天皇賞(秋)を優勝、先週の中山記念を圧勝したジャスタウェイに完勝しているのを見れば一目瞭然。ここは、東京新聞杯をステップに軌道に乗ったと判断でき、大いに期待したい。前走比2キロ減の56キロで闘えるのも強調材料。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、ハクサンムーン。ここが約5か月半ぶりのハンデを抱えているが、例え8分のデキでも実力的に好勝負に持ち込みそう。穴は、GI馬のリアルインパクト。1200メートルは初めてだが、底力でカバーして不思議はない。
☆中山10R「スピカステークス」(芝1800メートル)
◎3ライズトゥフェイム
○4エデンロック
▲2ホーカーテンペスト
△6フラアンジェリコ
前走の千万条件を圧勝(0秒3差)して勢いに乗る、ライズトゥフェイムでもう一丁。ここにきて地力強化が目覚ましくプラスアルファははかり知れない。中山も全3勝を挙げるベストコース。好走条件は整っており、クラスの壁も一気に突破する。相手は、もう1頭の上り馬エデンロックと、クラスの安定勢力ホーカーテンペスト。
☆中山9R「黄梅賞」(芝1600メートル)
◎5ウインフェニックス
○2マイネルメリエンダ
▲1パワースラッガー
△3ラインハーディー、9アラマサクロフネ
ここでは実績、実力ともウインフェニックスが一歩リードだ。<1311>と、安定感抜群でセンスの良さも光る。唯一の4着(0秒5差)も新潟2歳Sだから価値が高い。とりわけ、続くいちょうSでイスラボニータ(共同通信杯)相手に0秒2差2着の実績は特筆されていい。放牧(約3か月休養)効果も見込めるし、期待して大丈夫。相手は、一連の実績からマイネルメリエンダ。穴は、一発逆転の底力を秘めたパワースラッガー。
☆阪神11R「チューリップ賞」(芝1600メートル)
◎3ハープスター
○13ヌーヴォレコルト
▲12リラヴァティ
△6プリモンディアル、7マラムデール
人気でもハープスターの底力を素直に信頼したい。破竹の2連勝で新潟2歳Sを圧勝(0秒5差)。続く、阪神JFはハナ差2着と長蛇を逸しているが実力を疑う余地はない。とりわけ、イスラボニータ(東スポ杯2歳S、共同通信杯連勝)を子ども扱いした新潟2歳Sは値千金。阪神JFも3着フォーエバーモア、6着マジックタイムが先のクイーンCでワン・ツーフィニッシュを決めておりハープスターの強さが一段と際立つ。目標(桜花賞)が先にあるとはいえ、普通に走ってくれば勝てると確信する。相手は、2連勝中の新鋭ヌーヴォレコルトだが、格上挑戦のフェアリーSで小差3着に逃げ粘ったリラヴァティも要注意だ。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。