人道的救援活動を評価され今回受賞に至ったアンジェリーナ、監督デビュー作となる1990年代のボスニア紛争を舞台にしたラブストーリー『イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー』を同映画祭で公開した。
30日土曜日にサラエボのナショナル・シアターに於いて開催された式典での受賞スピーチで、アンジェリーナはボスニアへの愛を伝え、この新作映画が同国の困難な時代について人々が理解を深める機会になると付け加えた。
「私はこの国が大好きです。泣きそうなくらいです」「この映画はかつて起こった出来事に、人々が注目する機会を与えるものです。そしてこの国の人々が経験したことを世界中の人々に思い出してもらうための注目と、より多くの意見が交換されることを願っています」「私は去年、この国の素晴らしい人々と時を共に過ごしました。あんなにも規律正しく才能に溢れたスタッフと仕事をしたことはありません」
式典にはアンジェリーナのパートナーであるブラッド・ピットも出席していた。
『イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー』は全米で12月23日から公開が予定されている。