<6410>と、安定感はメンバー屈指のロードカナロアが、高松宮記念(1番人気3着)のリベンジを果たす。
前哨戦のセントウルSは伏兵、エピセアロームの前にアタマ差2着と惜敗したが順調に使われてきた馬との差が出たもの。1度使われた効果は絶大で上積みは大きい。一見不利な大外16番枠もプラスに働きそう。というのも、インコース(内枠)は馬場の痛みが目立つからだ。その点、この枠ならグリーンベルトを走れるし、スピードを殺される心配がない。無理せず好きなポジションを取れるだろう。栄冠達成の可能性は高い。
連覇を目指すカレンチャンは、セントウルSを22キロ増で0秒1差4着と好走した反動、いわゆる二走ボケが出る危険性は否めない。単穴の評価が無難。それなら、昇竜の勢いのエピセアロームが不気味。前走に続き、ハンデ並みの斤量53キロで闘えるのはアドバンテージ。
◎16ロードカナロア
○15エピセアローム
▲14カレンチャン
△(8)スプリングサンダー、13ダッシャーゴーゴー
☆中山10R「勝浦特別」(芝1200メートル)
地力強化の目覚ましい、ガッダムアスカでもう一丁いける。前走の勝ちタイム1200メートル1分7秒0は今開催で2番目に速い優秀なもの。ハンデ52キロの後押しもあり、クラスの壁を一気に突破する。
◎5ガッダムアスカ
○8サクラアドニス
▲2ローレンルーナ
△9レッドエレンシア、13ヤマニングルノイユ
☆中山9R「芙蓉ステークス」(芝1600メートル)
満を持して出走する、良血馬のフラムドグロワールが新馬戦に続き2連勝を達成。クラシックへ夢をつなぐ。札幌2歳S3着馬のエデンロックが、実績から強敵になる。
◎10フラムドグロワール
○9エデンロック
▲5スマートルピナス
△2プリフォンテイン、7サンブルエミューズ
☆阪神11R「ポートアイランドS」(芝1600メートル)
小倉日経オープンで歴戦の古馬を手玉にとり快勝した、ダローネガ。デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS5着の逸材が半年間の休養を経て軌道に乗ったとなれば、ここは通過点に過ぎない。
◎13ダローネガ
○3フレールジャック
▲17オリービン
△1クラレント、7ゴールスキー
☆阪神10R「道頓堀ステークス」(芝1200メートル)
コース巧者(2戦2勝)のハクサンムーンが、北九州短距離S(1番人気4着)の雪辱を果たす。初めての直千競馬アイビスサマーダッシュ(4着)を使った直後で、戸惑いがあったことは確か。あれが実力ではないし、0秒1差なら巻き返しは必至だ。
◎2ハクサンムーン
○15シャイニーホーク
▲6ニシノビークイック
△1ダンスファンタジア、12ニンジャ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。