東京ダ2100メートルは昨秋の5回東京開催で、千万クラスとはいえ0秒7差突き放し圧勝した、最適の条件。返す刀で千六万特別を連勝してオープン入り。
初戦は出遅れが響いて、4着に終わっているがレコードに0秒8差と実力の片鱗を示した。そして、続く前走の仁川Sで小差2着と好走し、早くもメドを立てている。
除外で3か月間ちょっと間隔が開いたが、仕上げに抜かりはない。9日の最終追い切り(栗東CW5F 65秒2・50秒5・37秒6・11秒8)から判断して、間違いなく能力全開できると確信した。
この馬の非凡な能力とセンスの良さは、これまで4人の騎手で4勝を挙げている事実が如実に証明している。
注目のハンデも据え置きの56キロと恵まれたし、大いに期待したい。差し切りが決まる。
相手は、ハンデ頭のマチカネニホンバレ。中間にひと頓挫あり順調さには欠けるが、実力でカバーして不思議はない。
紅一点のラヴェリータが不気味。交流重賞3勝の実力から牡馬混合のここでも、好勝負に持ち込みそう。
◎11インバルコ
○5マチカネニホンバレ
▲7ラヴェリータ
△2シビルウォー、3エーシンモアオバー、16シャルルマーニュ
東京9R「くちなし賞」(芝2400メートル)は未完の大器、ラストノートにチャンス到来。
昇級して4着、6着といずれも1番人気を裏切っているが強敵相手に着差は0秒3、0秒2としぶとく粘っており実力を疑う余地はない。
とりわけ、前走の山藤賞は出遅れが響いた。この中間はゲート練習を重ね、不安は解消しており同じ轍を踏むことは考えられない。
普通に走ってくれば、九分九厘勝てるだろう。
◎6ラストノート
○11ヤングアットハート
▲4リーサムキッド
△3ジュヌドラゴン、7ジョーヴァリアント、13アカシックレコード
東京6R(芝1800メートル)は優勝請負人の戸崎騎手とコンビを組んだ、カリバーンをイチ押し。
ダートで勝ち上がったが、本来は断然芝向き。ポテンシャルもオープン級だ。9日の最終追い切り(南ダート)は6F79秒9と破格のタイムを叩き出し、久々の不安を一掃して見せた。今回は絶好の狙い目。
相手は順当にダイワファルコン。弥生賞3着、皐月賞8着と実績は最右翼だ。
◎6カリバーン
○12ダイワファルコン
▲10ヴァンダライズ
△2トモロマイスター、3マイネルグート、11サイレントメロディ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。