「必ず行くぞ!」IWGPヘビー級王座狙いの鈴木みのる、ドロップキックで真壁を粉砕【新日本】

スポーツ 2018年03月07日 21時30分

「必ず行くぞ!」IWGPヘビー級王座狙いの鈴木みのる、ドロップキックで真壁を粉砕【新日本】鈴木みのる

『旗揚げ記念日』
新日本プロレス
▽6日 大田区総合体育館 観衆 3,864人(札止め)
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○鈴木みのる(19分04秒 体固め)真壁刀義●
※ゴッチ式パイルドライバー
※みのるが初防衛に成功

 「オイ、大田区に集まったクソども。まだ、何か俺に文句あるのか? オマエらの意見など、ハナから聞いてない。さあ、いるだろ、俺の頭、踏んづけてるヤツ。テメーのところ、必ずいくぞ! 首洗って待っとけ。(ファンの「誰?」という声に)誰だろうって、お前、プロレス知らないだろ?(場内笑)。ハハハ。うるせぇよ、いちいち騒ぐんじゃねえよ。はしゃぐんじゃねぇよ!オマエたちにな、わざわざ応援してもらおうなんて、これっぽちも思ってねえよ。うるせぇよ。お前ら全員、車にでもひかれちまえ!それとも何か、全員まとめてかかってくるか?リングに上がってこい、全員!全員ぶっ殺してやる、コノヤロー。来ねえんだな?わかったわかったわかった。そう、オマエたちに教えといてやる、俺たち鈴木軍、イチバーン!」

 真壁刀義の挑戦を退け、IWGPインターコンチネンタル王座の初防衛に成功した“世界一性格の悪い男”鈴木みのるは、ファンに悪態をつきながら、みのるの次の試合…つまり、メインイベントに出場するIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカを意識する発言をした。みのるは昨年1月5日に新日本マットへ乱入し、復帰をした際、オカダをゴッチ式パイルドライバーでKOし、「新日本プロレスの宝のすべてを手に入れる」と挑発。その後、オカダのIWGPヘビー級王座に挑戦したが、奪還に失敗。しかし、4月に後藤洋央紀からNEVER無差別級王座を(今年の1.4東京ドーム大会で後藤に敗れ陥落)、今年の2月に棚橋弘至からIWGPインターコンチ王座をそれぞれ奪取しており、新日本シングル3大王座でまだ手に入れていないのは、IWGPヘビー級王座だけとなった。

 本人は全く意識していないだろうが、みのるのプロレスキャリアは、新日本プロレスから始まっている。アントニオ猪木に可愛がられ、ヤングライオン時代にシングルマッチも行っているのだ。その後、第2次UWFに移籍し、藤原組、パンクラスと格闘色を究めていったのだが、獣神サンダーライガーとパンクラスのリングで試合をしたことが、本人の心を動かし、新日本マットへ里帰りを果たしたのを皮切りに、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTなどいろんな団体を渡り歩いた。現在は自らボスを務めているユニット鈴木軍での活動を最優先に、新日本マットの制圧に全力を注いでいるが、みのるがIWGPヘビー級王座をまだ獲得したことがないというのは、意外と思うファンも多いのではないだろうか。

 この日の試合は、真壁の気合が凄まじかった。しかし、それを上回るスタミナとスピードから、みのるのコンディションの良さが伺える。特に終盤に放ったドロップキックは、的確に真壁のアゴを捕らえたため、脳しんとうのような状況になってしまったのだろう。真壁の動きが目にわかるように鈍くなった。しかし、気力でゴッチ式パイルドライバーを切り返し、橋本真也を彷彿とさせるケサ斬りチョップを連発したが、猪木を彷彿とさせる強烈な張り手の連打にグラつき、スリーパーに捕獲され万事休す。46年前に大田区体育館での『旗揚げ戦』で猪木と闘い、勝利を収めたカール・ゴッチの名前が付けられた、ゴッチ式パイルドライバーで完璧に仕留めた。

 「さぁ、まだいるだろ?そう、貴様じゃなくてもいいんだ。お前じゃなくてもいいんだ。貴方様でもなくていいんだ。そう、俺の上にいるであろう、誰かであれば。そう、それはこれ(IWGPインターコンチネンタル王座のベルト)じゃない何かを持ってるヤツだ。必ず、ブチのめしてやる。(それはIWGPヘビー級王座?)すべてと言ったらすべてだ。そう、この世のすべてだ。お前らが自分のモノだと勘違いしてる富も名声も、力もすべてだ。それは未来の話なんかじゃない。もうすぐそこまで。ハハハ。このあと、楽しくお祭りでもやってろ」

 優勝すれば、IWGPヘビー級王座などシングル3大王座いずれかへの挑戦権が得られる「ニュージャパンカップ2018」にIWGPインターコンチ王者のみのるはエントリーされていない。みのるがオカダ(というよりIWGPヘビー級王座)に挑戦するには、5月の福岡国際センター、6月の大阪城ホールまでに、チャンピオンに抗争を仕掛けるか、夏の『G1クライマックス』で優勝するしかない。『ニュージャパンカップ』では、鈴木軍から、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、ザック・セイバーJr.、タイチがエントリーしているので、彼らの試合に介入して来ることも十分に考えられる。

 どの団体でも欲しいものは全てを手に入れてきただけに、日本プロレス界ナンバーワンのIWGPヘビー級王座は、何としてでも欲しいはず。あのドロップキックが打てる限り、チャンスも転がって来るのではないだろうか。ドロップキックといえばオカダやSANADAに目が行きがちだが、鈴木みのるのドロップキックは不意をつくタイミングで出すので、捕らえ方がエグい形になるのがポイント。みのるのIWGP獲りの行方とともに、ドロップキックにも注目してもらえたらと思う。

取材・文 / どら増田
カメラマン / 萩原孝弘

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