藤本氏は1988年から13年間、お抱え料理人として腕を振るうだけでなく、将軍様に人一倍気に入られ、幹部らを招いた宴会にも参加。帰国後は「金王朝の裏側を知る男」として著作を出版し、テレビなどにも露出している。
幼少期の正雲氏とも交流があり、早くから「後継者は正雲氏」と公言してきた。
藤本氏は謎に包まれている正雲氏の人物像について、「金総書記に似ている。いつケンカするかわからない」と父親譲りの勝気な性格であることを明かした。
肝心の芸は、丸めたハンカチを口にしてサックスに見立て、音楽に合わせて“演奏”するという単純なもの。かの地での爆笑とは裏腹に、会場内には微妙な空気が流れた。
今後はテレビのネタ見せ番組にも出演する意向という。