作家の室生犀星が、晩年に発表した小説「蜜のあわれ」を映画化した同作品は、金魚と作家と幽霊が織りなす艶やかで濃密な恋の物語。
金魚をイメージした真っ赤な衣装で登場した二階堂。二階堂は高校生の時にこの原作小説を読んでから、この作品を演じてみたいと思っていたという。「色々な方にこれをやりたいと話をしていて、言い続けていたら出会えることがあるんだなと実感しました。会話の部分が可愛くて、あの時代の文学作品の深みに惹かれました」と語った。
最後に二階堂は試写会イベントの観客に「私が長年思い続け実現した作品で皆さんにお届けすることが出来てとても嬉しく思います。とても素敵な映画になっていると思いますので最後までこの文学作品にゆっくり浸って楽しんで下さい」と笑顔で挨拶した。
映画『蜜のあわれ』は4月1日より新宿バルト9ほかにて全国公開