約2年5か月ぶりの実戦なのでレース勘が戻っているか…確かに不安材料はありますが、帰厩後はここを目標に順調にこれましたし、何といっても天下の角居厩舎ですからね。この春には同じく2年以上のブランクがあったフラムドパシオンを優勝(富嶽賞)させていますし、同じようなシーンが見られるはずです。
肝心の仕上がりも上々です。最終追い切りはパートナーを前に置き、終い重点。太め感もなく、軽快な走りを披露しています。
ダートは11戦8勝、2着2回。GI4勝の実績を持ち、連を外したのはドバイWCの4着だけ。恐るべし砂の王者です。現ダート界はヴァーミリアンにサクセスブロッケンという巨頭がいますが、東京ダ1600メートルはそのヴァーミリアンに圧勝したフェブラリーSと同じ舞台。得意の左回りなら、さすがはカネヒキリ!といった走りが見られるでしょう。鮮やかに復活して現役最強ダート馬の称号をいただきにいきます。