◎ツルマルワンピース
○ホエールキャップ
▲サクラベル
△マイネイサベル
△ルリニガナ
今回が5戦目、メンバー中最多となるツルマルワンピース。母グラマーは、新馬→当レース(2着)と厩舎期待の素質馬らしく間隔を空けたローテーションが組まれたが、娘ワンピースは3戦目での勝ち上がりだったこともあり夏から月一出走の休み無しでこのレースに臨むことになった。これだけで母よりも素質、能力が落ちるという判断は早計。使う毎に精神面の成長が感じられるレース内容で現在2連勝中。なかなかのメンバーが揃ったものの、母超えV、も夢ではない。現に、これまで攻め馬では動かなかったが、今週は坂路で併走馬をあっさり突き放すなど見違える動きを見せ、急激に馬が変わってきた(成長してきた)印象を受ける。スタートが上手で前々で立ち回れるセンスの良さは強みであり、継続騎乗の安藤勝騎手が持ち味を存分に引き出してくれることだろう。相手は、関東馬3頭+サクラ。ホエールキャプチャは長くいい脚が使えるので、直線が平坦な京都は合うだろう。新潟2歳Sの覇者マイネイサベルは休み明けながら上々の仕上がり。暮れの阪神JFが照準だろうが、今回も勝ち負けに絡む力はある。ルリニガナは、持ち前のスピードを、テンではなく終いに生かす、そんなイメージでレースをさせたいとのことなので、うまく嵌れば面白い存在。クローバー賞Vのサクラベルは、逃げて良し、控えて良しの競馬上手。ロビンフットを負かした実績があり、流れにに乗れるようならこのメンバーでもチャンスがありそうだ。
【馬連】流し(2)軸(5)(7)(12)(17)
【3連単】2頭軸マルチ(2)(5)軸(7)(12)(17)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。