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【短期集中連載】問題続きのジャニーズ事務所 その3〜藤島ジュリー景子副社長編

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 「私の娘が(会社を)継いで、何がおかしいの? “次期社長候補”って失礼な。“次期社長”ですよ」

 2015年1月発売の「週刊文春」(文藝春秋)の誌上で、母・メリー喜多川副社長から正式な後継者として“お墨付き”をもらったのが、現副社長で関連会社の社長を務める藤島ジュリー景子氏だ。

 もともと、6歳で芸能界デビュー。以来、人気ドラマシリーズ「3年B組金八先生」などに出演するなど、若かりしころは表舞台で活躍していた。

 大学卒業後、フジテレビに入社したが、結局、家業を継ぐことに。自社レコードレーベル「ジャニーズ・エンタテイメント」の初代社長を経て、新レコードレーベル「ジェイ・ストーム」の社長に就任。将来に向け、メリー氏から“帝王学”をたたき込まれていた。

 「ジュリー氏が最も力を入れていたのが関ジャニ∞。メンバーの中でも、先ごろ年内でのグループ脱退、ジャニーズ事務所退所を発表した渋谷すばるのことを気に入っていた。渋谷がオランダの映画祭に出席した際も付いて行ったほど。脱退はショックだったに違いない」(芸能記者)

 いわば、母のメリー氏は“恐怖政治”で事務所を統率してきた。しかし現在、ジュリー氏の体制に移行する過程で、今まで築き上げてきたものが崩壊し始めているというのだ。

 「元SMAPの3人がジャニーズを退所して、それなりに成功している。元KATーTUNの赤西仁も音楽活動が順調。つまり、ジャニーズ事務所を辞めてもそれなりにやって行けることが世間に知れ渡り、渋谷も退所を決意した。ジュリー氏に代替わりするまでに退所するタレントが増えそうだ」(芸能プロ関係者)

 このままだと、ジャニー氏もメリー氏も、安心して事務所を後続に任せられないような気がしてならないが…。

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