フリーマンは男性が自分の容姿にプライドを持ち、着るものについて考えることが良いこととしたことがベッカムの功績だと言う。
「以前は男性のファッションというものは社会的地位を表すものであり、ゲイやエキセントリックな人間、ちょっと風変わりな人達のためのもので、ものすごく小さな市場だった。デヴィッドはイケてるストレートで、子供たちのことを思うファミリーマン、そんな男性は彼が最初さ。あんなにも有名人で、彼は何億人もの人達がおしゃれになれる可能性を与えたんだ。恐れずにファッションに興味を持つようにしたんだよ。男たちはみんな、彼が出来るなら自分もという風に感じたんだよ」
フリーマン自身も大のファッションフリークで、祖母から洋服の作り方を教えてもらったために、なにがいい洋服なのかを見分けることが出来るそうだ。
ドルチェ&ガッバーナが大好きなフリーマンは、デイリー・テレグラフ紙に「僕の祖母は、アーカンソー州とミシシッピー州で裁縫の先生をやっていたんだ。祖母は優れた技術、縫い目、布のさわり心地を確認することを教えてくれた。それで僕は上質の見分け方を知っているんだよ」