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ハッシーの地方競馬セレクション(2/13)「第11回ユングフラウ賞(SII)」(浦和)

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 着差以上に強かった!先週大井競馬場でおこなわれた「第63回金盃(SII)」。本命に推したサウンドトゥルーは、まずまずのスタートを切ると後ろから2〜4番手の位置取り。道中は歴戦の古馬らしく、どっしりと構えて脚を溜める。残り1200mあたりからペースが上がると難なく対応し、手応え良くポジションを上げて行く。3コーナーでは早くも6番手まで上がると、直線入り口では先頭を射程圏内に入れる。じわじわと先頭との差を詰めると、ゴール前できっちりと差し切って優勝。着差は1/2馬身差でしたが、この日は前が残りやすい馬場だったことを考えると、着差以上に強い競馬でした。9歳ではありますが、その力は健在。今年も南関東を賑わせてくれることでしょう。

 さて、今週は「第11回ユングフラウ賞(SII)」が浦和競馬場でおこなわれます。

 本命には56kgの斤量でもトーセンガーネットを推します。前走のニューイヤーCでは、テンの3ハロンが34秒5の流れの中、5番手からの競馬。3コーナー手前から徐々にポジションを上げて行き、直線入り口で早くも先頭に並ぶと、そこからあっという間に抜け出して、最後は流す余裕の勝利。0秒3差をつけた2着馬は、現3歳世代トップクラスの力の持ち主で、次走雲取賞で強い勝ち方をしたヒカリオーソだから本馬の強さが際立ちました。前々走の兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)にしても、勝ったデルマルーヴルには離されたものの、2着のオルトグラフとは0秒3差で、地方馬最先着の4着と力のあるところを見せており、その力は現3歳世代牝馬トップクラス。今回は56kgの斤量を背負いますが、牝馬同士なら負けられません。

 相手本線はホウショウレイル。前走は初めて控える競馬をし、馬込みに入るとバタバタとした走りとなってしまいましたが、勝負どころで外に持ち出されるとグングン加速して直線入り口で先頭に並ぶと、勢いそのままに伸びて見事1着。道中バタバタした走りでなかなかリズムに乗れなかったことを考えると、着差以上に強い競馬でした。前回控える競馬をして結果が出たことで脚質の幅が広がり、どんな展開でも力を発揮してくれることでしょう。

 ▲はデビューから3連勝と勢いに乗るシントーアサヒ。

 以下、ビービーガナール、スティールティアラまで。

◎(9)トーセンガーネット
○(1)ホウショウレイル
▲(4)シントーアサヒ
△(10)ビービーガナール
△(3)スティールティアラ

買い目
【馬単】4点
(9)→(1)(3)(4)(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(9)−(1)(3)(4)(10)
【3連単フォーメーション】6点
(9)→(1)(4)→(1)(3)(4)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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