起訴状によると、高橋被告は9月9日ごろ、東京都渋谷区の自宅で覚せい剤を使用したとされ、11月29日の初公判の際、高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めて、即日結審していた。
報道をまとめると、判決公判で東京地裁は、「寂しさや不安から逃れるために使用するなどした動機に、酌むべき事情はない」と指摘。その一方で、「専門施設に入所するなどして、二度と覚せい剤に手を出さないと述べている」などとしたという。
最後に裁判官が高橋被告に対し、「覚せい剤を使わない日を、1日1日積み重ねてもらわないといけないと思います。そのために、あなたの環境をどう整えるのか、自身で考えてください」と語りかけると、高橋被告は「はい」と答えて一礼したというのだが…。
「高橋被告本人にあまり罪の意識は感じられない様子だったとか。おそらく、今後も両親から金銭的なサポートを受けて、“ぬるま湯”の中で生活していくだろう。悪い仲間との縁は切れていないはず。前回の逮捕で実刑判決を受けて刑務所暮らしには懲りているはずだが、果たして5年の間“クスリ断ち”できるかどうか」(週刊誌記者)
高橋被告をめぐっては、先日、高橋被告に覚せい剤0.1グラムを3万円で受け渡した疑いで、覚せい剤取締法違反(譲渡)の容疑で住所不定の会社役員の男性が逮捕されていたが、かなりヤバイ事態に発展しそうだというのだ。
「薬物事犯で逮捕された場合、売人の名前を白状するのはご法度といわれています。今後、高橋被告には逮捕された男性の仲間から何らかの“報復”がありそう。刑務所暮らしにはならなかったにもかかわらず、厄介な問題を抱え込んでしまったようです」(同)
刑務所暮らしの方が安全だったかもしれない。